夏といえば花火、花火といえば長岡の花火。
戦災復興と平和への祈りを込めて始まった長岡花火は、10年前に起きた中越大震災の後、震災復興の意味も追加され、盛大に開催されています。
長岡まつりは毎年8月1日~3日、曜日に関係なくおこなわれ、大花火大会が8月2日3日と2日間にわたって開催されるのが特徴。
二日間で合計2万発が打ち上げられます。
今年の長岡大花火大会は丁度土日という事で、とんでもない人数が長岡の街に集結。
公式の発表では前夜祭と昼行事合わせて100万人を超える人が来たそうです。
どう考えても大変だから今年は行くのやめようって言ってたんですが、たまたま席を取ってもらったので子供連れて行ってきました。
右岸(長岡駅側)の自由席なので、メイン花火の正面ではないのですが、今年10周年を迎えるフェニックスの丁度真正面の場所。
今年は10周年ということで打ち上げ場所が拡張され、10箇所から打ち上がりました。
14-24を抱えて撮影してきましたよ。
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はい、全部撮れてませんねw
フェニックス10 10箇所からこれでもかと色とりどりの花火が打ち上げられる
フェニックスが始まって、長岡の花火が進化したと思うんですよね。
視界に入りきらないワイド花火。これは打ち上げ場所の近くで目の当たりにしないと、分からない凄まじさがあります。
うちの子も初めて土手で見て、圧倒されてました。
印象的だったのは、みーんなスマホで写真撮りながら見ている事でしたね。
見応えのある花火が多い長岡の花火ですが、フェニックス以外にも特に凄いのが、「正三尺玉」「この空の花」「天地人花火」とワイド系ですね。
特に「この空の花」は大林宣彦監督が手がけた超話題作(問題作?)。
7回は見て欲しいというこの映画を見てからこの花火を見ると、より感動できると思います(俺まだ見てないけど)。
色々書きましたが、長岡の花火を見る上でいくつか注意点を。
こんなところですかね。
指定席取れなかったけどなんとか近くで見たい、という方は、自由席狙いでいいと思います。6時頃行ったらまだ席は空いていたようです。
子供連れの場合、上記のようにトイレが非常に大変です。オススメは大手大橋右岸のウオロク付近。正面の道路が観覧席になります。トイレも飲み物も食べ物も現地でゲットできます。
ただし、今年は3時位からレジが猛烈に混んでいましたので、クーラーボックス等用意して早めの買い出しがオススメです。
さて、二日目は撮影スポットを変え、去年と同様遠くの山から狙ってみました。
大抵長岡まつりの写真コンテストに入賞している作品は、少し離れたビルの上とか、八方台・東山辺りが多いです。花火そのものの写真は、だいたいみんな同じになっちゃいますからね。
近くだと広範囲すぎて視界に入らないフェニックスを遠くから撮ると、こんな感じになります。
これをTwitterで公開したところ、500を超えるFav.を頂きまして、ありがとうございました(最後みっともなかったのは内緒)。
いい花火は遠くから見ても綺麗。
離れたところから撮影する場合は、携帯FMラジオ必携です。
FM三尺玉(80.7MHz)で、花火の打ち上げを全て実況するので、便利という以上に遠くからでも非常に臨場感のある花火体験ができます。オススメです。
という事で、今回はスピード重視でflickrに花火写真を上げ、Twitterにも出していったところ、ハフィントンポストの方より記事にしていただきました。⇒この花火がすごい2014 夜空にきらめくフェニックス 長岡まつり大花火大会(画像集)
苅谷圭介さんの写真とともに、出ておりますよ。
いいね!が11000とかになってて、もうよくわかりません。どうもすみません。
もう完全にハードルが上がりきって棒高跳びみたいになってるので、下をくぐっちゃう感じで細々ヘタ写真を撮っていこうと思う次第です。
ちょっと公開が遅くなったのですが、記念に長文を書いてみました。次回は半年後か、一年後か。