自宅で日本酒を飲む時、脚なしのワイングラスで飲む事が多いのですが、和酒を飲むからにはもう少し風情のある酒器が欲しいなあと思っておりました。
お仕事で訪問したある方のお宅にあった、スラっとして素敵な錫(すず)のお猪口の触り心地がとても良くて、いいないいな錫の器が欲しい欲しい。でも高いからなかなか購入する機会がありませんでした。
この度晴れて某ネットショップのポイントが溜まりまして、嫁さんの分も一緒にペアで購入いたしましたので、ここにご報告いたします。
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能作 錫製タンブラー(150ml) |
購入したのは能作のタンブラー、容量は150ml。
結構ズシッとくる重さ。
能作は富山県高岡市のメーカーで、錫製品では結構定番。
スタイリッシュな酒器が多いです。
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裏印にちっちゃく「能作」の文字が |
日本酒を飲む際にお猪口でチビチビもいいのですが、今回は手のひらサイズで少し広口の物を選びました。どうせいっぱい飲むし。
日本酒に氷を入れたり、ウイスキーを飲んだりするのに、色々重宝しそうです。
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日本酒もウイスキーもロックで |
実際に酒を飲んでみると、柔らかい金属のせいか、それとも表面加工のせいか、唇への当たりが非常に柔らかく、とても心地良い。
ステンレスマグも持っていますが、飲み口の厚さは同じくらいかそれ以下でも、硬くて違和感を感じます。
熱伝導率が非常に良いため、氷を入れると器がとても冷たくなります。結露も当然しますが、冷たくて夏は気持ちよさそうです。
「錫は水を浄化し雑味が取り除かれ、酒がまろやかになる」
という話は正直眉唾ですが、高級感、触り心地、口当たりは他の器にない魅力があります。
おいしいお酒をより魅力的にしてくれると思います。
錫のおちょこで気に入ったのが見つかったら、次は片口と一緒に買いたいとおもいます
(ポイントが溜まったらね)